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【心理学】体型に悩みのあるあなたが絶対にやってはいけないこと

人それぞれ悩んでいるポイントは様々です。
髪が癖っ毛、運動ができない、仕事ですぐ失敗する、勉強が苦手などなど…
こういった悩みのタネというのは、自尊心を奪い自信を喪失させていって、どんどん落ち込んでいってしまうもの。
中でも体型についてはなかなか変えるのが難しそうなのでその悩みを引きずってしまう場合もありますよね
心理学的に、「これはやってはいけない」というポイントをお伝えします。
その上で、具体的なアクションプランを提示。
自分も痩せすぎ体型で悩みがありましたが、この方法を理解してから悩まされることがかなり減ってストレスはほぼありません。
筋肉を付けるための行動も習慣化できていて、最近だと見た目も目に見えて変わってきました。
体型に悩みのあるあなたが絶対にやってはいけないこと

自分の体型を否定する
体型に関わらず、全ての悩みに言えることなのですが、ネガティブなものを回避しようとしたり、無理やり追い払おうとしたりすると、それが2倍くらい強くなって返ってきます。
【シロクマのリバウンド効果】として有名な心理学的現象ですね。
したがって、「こんな自分の体型ダメなんだ!」と考えようとすると
・自分の体型はココがこうだからダメだ
・あの人と比べるとやはり劣っている
・自分は可哀想な人間だ
などなど、自分をどんどん貶める思考に偏ってしまいます。次にこれらの感情や思考を嫌だなあ、こんなことは考えたくないなあと言って否定したり回避しようとする。
そうすると余計にそのネガティブな状態に引っ張られてしまうわけです。
このような状態だと、ただネガティブになるばかりでなにも効果的なアクションをとれない状態になってしまいます。
人間の脳はパソコンのメモリみたいに処理能力が決まっているのです。
例えば8MBあるメモリを使うと考えたときに、
・7MBネガティブ:1MB行動力
・7MB行動力:1MBネガティブ
どちらが生産的なアクションを取れるかは一目瞭然ですよね。
ただし、
自分の体型を肯定しようとする
じつはこれもなかなかに危険な考え方。
これは、いわゆる回避行動の一つだからです。
つまり「自分の体型を否定することを避けて無理に肯定している状態」にあるからですね。
これだと結局、「自分の体型」という悩みのタネについての思考がメモリを支配するわけなのでリバウンド効果が働いて余計にネガティブな感情が返ってくることに。
もちろん、無理やり肯定しているわけでもなく、自然とできている場合なら問題ありません。
じゃぁ、一番いいのはどうしたらよいのか?というと…
体型に悩みのあるあなたがやった方が良いかもしれないこと

自分の体型を肯定も否定もせず、ただ受け入れる
このステップが非常に重要となってきます。
これは2500年前からブッダが言っていることですが、肯定とか、否定とか、比較というものをするために人間は悩んだり苦しんだりします。
最近ではgoogleやAppleも研修で取り入れている【マインドフルネス】という概念のおかげでブッダの思考が注目を浴びています。
マインドフルネスでも重要な要素となる【価値判断を下さず受け入れる】という態度で物事を見ることによって、肯定からも否定からも比較からも距離を置いてただあるがままを見ることができるようになります。
例えば、自分の足の太さが嫌いだったとしたら(自分も男ですが、よく足太いなぁ…とか思います)
・NGパターン
「足が太い!これはダメだ!これは嫌だ!」
「足が太いけど、気にしなければいいんだよね!うん!気にしない!」
「足が太いけど、これでもオッケーだよね!みんな違ってみんないい!」
・ただ受け入れるokパターン
「あ、自分の足はこれくらいの太さなんだなぁ〜。これくらいの太さだということは、これくらいの太さっていうことだよなぁ」
このような態度でものを見ることが大事。
人間は気がつくと、
このくらいの太さということは…
・よいことだ
・悪いことだ
・あの人より細いからまあいいや
・あの人と同じくらいだなぁ
・理想と違う!
とかどんどん価値判断を上乗せしてしまいますが、それをせずにただ目の前にある現実のみを受け入れましょう。
受け入れる練習

とはいえ、「現実を受け入れるってなに!?」という方がほとんどだと思います。
しかし、【マインドフルネス】という概念でそれが解決できます。
※マインドフルネスについての詳しい説明はコチラ
マインドフルネスの要素の1つである「価値判断せずに」ものを見ることで、自分自身のありのままを受け入れることも可能になってきます。
そのマインドフルな状態を練習することが【マインドフルネス瞑想】なのです。
瞑想といっても、宗教的なものではなく、科学的にも脳が成長する、というエビデンスがあります。
早稲田大学の越川房子さんの言葉をお借りすると、
「マインドフルネスは心の腕立て伏せ」なのです。
マインドフルネス瞑想の実施により人間の意思の力を司る【前頭葉】が肥大化し、ネガティブな感情を司る脳の【扁桃体】の活動を抑えることが明らかになっています。
マインドフルネス瞑想のやり方としては、いたってシンプル。
「何かに集中する➡︎注意が逸れる➡︎注意を元の対象に戻す➡︎注意が逸れる➡︎注意を元の対象に戻す➡︎注意が逸れる(無限ループ)」
まずは呼吸に集中する【呼吸瞑想】から始めるのがオススメ。
呼吸に集中➡︎注意逸れる➡︎もどす
これを時間になるまで繰り返しましょう。
初心者の場合は2〜3分でも十分と思います。
おわりに

いかがでしたでしょうか。
とにかく「ありのままを受け入れる」この姿勢が重要。
そしてそれがよくわからない、という場合は瞑想で脳を鍛えてみると良いかもですよ!
※少しわかりづらいというご意見を頂いたので、「受け入れる」についてさらに追加で説明します。
よく、呼吸から注意が逸れると「あ〜注意がそれたから瞑想失敗だぁ〜」と言ってそこで瞑想をやめてしまう人がいるのです。また、瞑想中に色々な考えが出てきた場合に、殆どの人はその考えに対して「こんなこと考えてたら集中できない!」とか「この考えはネガティブだなぁ」みたいなことを気付かずのうちに考えています。こういったことに対しても、「ただ注意が逸れただけ」「ただそういう考えが出てきただけ」という態度で受け入れる練習を推奨しています。集中している間の呼吸にも、「ただ呼吸している」状態を受け入れることをするのです。そういった態度を養う練習として、瞑想を紹介させて頂きました。
瞑想についての詳しい情報はコチラ⬇︎
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