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失敗が怖いときの対処法!【マインドフルネス】

- 新しいことに挑戦したいけど失敗が怖くてできないんです…
- 現状を変えたい…
- けど失敗したらヤダなぁ…
- でもこのままの状態もヤダなぁ…
こんな風に悶々と考えて、なにも行動に移せないパターン、結構あると思います。
この記事ではマインドフルネスという概念を応用して失敗への恐怖を克服し、行動力を上げる方法をお伝えしています。
僕はマインドフルネスという概念を学び、毎日瞑想しています。
マインドフルネスという概念は最新の心理学理論と関係が深いため、理解を深めるために心理学、脳科学の分野も勉強しました。
なのでみなさんの参考になる情報をお伝えできると思います。
失敗が怖い!その原因

取り組むべき課題を理解していない
失敗が怖い、以前にそのタスクに取り掛かるのが怖い!と思っているパターンも、時々見受けられます。
具体的には、
- 就活するのってなんか怖いな〜大変そう
- 数学ってなんか無理じゃね?
- グリーンカレーを作る!?そんなの自分にはできない!
これは極端な例かもしれませんが、こういったこともある種の恐怖なのです。
つまり、なにをしたらそれができるのかわかっていないからこわい。
え、そんなの調べればいいじゃん!と、思ったアナタは大正解。まったくその通りなのですが、ストレスの影響を受けてしまうと正常な判断ができなくなるのが人間。
こういった「なんだかこわい」な状態では調べることもおっくうでなんだかとてつもなく大変そうに思えるので調べる前から断念してしまったりすることも。
- 不動産投資、株式投資
- 自分でビジネスを興す
- 会社をつくる
こういったことについては、どうでしょうか?
最初から、自分には無理、難しすぎる、限られた人にしかできない、などと言って諦めていませんか?
「調べればいいじゃん」なのです。
まずは自分が取り組むべき課題がどのようなものであるのか?理解してみると、これならできそうかも!って思うことも結構あるものです。
失敗は悪いことだと捉えている
これは特に日本人が陥っている病気とも言える悪習慣ですね。
失敗を悪いことだと捉えてしまったら、はっきり言って何もなしえません。
たとえば、子供のころ自転車に触れただけで乗れるようになりましたか?
初めて水に入ったその日から泳げましたか?
最初からお箸やスプーンの使い方を知っていた人は?
そんな人は誰一人としてこの世にいません。
誰しも、何をやるにしても失敗をしながら新しい技術を覚えていくのです。
失敗をするから改善点が見つかり、上達や技術の向上が生まれます。
失敗は単なる1つの結果であり、良いことでも悪いことでもありません。
結果の予測が出来ていない
これは失敗が悪いことだと思っている、に通じるものがありますが、その行動が仮に失敗に終わったとして、どの様な結果が起きるのか?また、その結果によってどんな影響があるのか?わかっていないと、ついつい無条件に「怖いからなんかヤダ」で終わってしまいます。
人間、「なんかよくわからないもの」にはとっても恐怖感を覚えるものですが、その正体がわかってしまえば怖くなくなります。
失敗によって起こりうる結果を予測・その影響も予想してしまいましょう。
そうしたら自然と対策も打てるというもの。
失敗した後にどうなっているのか、どうなるのかわかっていればそんなに怖くはないはずですね。
より詳しい対策法を以下でまとめます。
失敗が怖い!を解決する方法
課題を分析する(細分化)
人間、遠くばかり見ていても実際どのような行動をとれば良いのか分からないものです。
ゴールの設定→課題の確認→課題のクリア
このシンプルなサイクルの先に「〜ができるようになる」というゴールがあるのです。
遠くに行きたいと思っても、まずは服を着て荷物を持って靴を履いて一歩踏み出さないと目的地に近づかないのと同じです。
例えばやりたいことがプログラミングができるようになる!
ということだったとします。
プログラミングできるようになりたいなぁ〜
でもなんか難しそうだなぁ〜
で、終わるのが殆どの人。
よし!調べてみよう!というか本でも買ってみよう!
と言って本を買ったり、ウェブで検索するのが一部の人。
そしてその中でも、ちゃんと本に書いてあることを読み、手を動かして勉強を実行に移すのは、全体の本の2%くらいの人しかいないのではないでしょうか。
勉強を実行に移す、とは本に書いてある文字を読み理解するということです。
試しに何か勉強をしたいと思っているあなたは1文だけでも良いので読んで、理解してみてください。
それだけで、あなたは理解するまえのあなたよりもゴールに一歩近づいているわけです。
「そんなたった1文読んだだけで何も変わらないでしょう」
という、誰かの心の声が聞こえてきそうですが笑
大きい小さいは関係ないのです。
例え1ミリくらいの小さな前進でも、前進は前進です。
小さな前進の積み重ねが、いつのまにか大きな距離になっているのです。
リフレーミング
リフレーミングによって、行動することへのハードルを下げることも良いでしょう。
リフレーミングとは事象を再定義すること。
カンタンな言葉ていうと、「別の視点で捉える」ということですかね。
たとえば
筋トレ1時間なんて無理だよ〜
と言ってた人が、
筋トレ1時間って出来そうだよね
という風に捉え直すことができれば、リフレーミングが出来たと言えます。
プログラミングの例で言えば、
プログラミングってなんだか難しそうだよなあ
と、思っていると心理的ハードルが高くてなかなか取り組めないもの。
しかしながら、
プログラミングもきちんと学べばできるんだろうな。
と、考え直すことができれば行動に移すためのハードルを少し下げられると思います。
とはいえ、「難しいと思っているんだからそれを無理矢理簡単だとは思えないよ」という方が99%でしょう。
どうすればリフレーミングができるか?
この後で解説しますのでご安心を。
失敗への恐怖に強くなるためのエクササイズ
マインドフルネス瞑想、の訓練によって失敗に強くなるための思考法を訓練することができます。
(マインドフルネス瞑想のやり方はこちら↓)
呼吸瞑想
呼吸に集中して瞑想するもの。
坐禅修行では「結跏趺坐」という座り方を推奨していますが、ただのあぐらでもokです。座って呼吸に注意を向けるのが基本ですが、寝ながらだったり立った状態で呼吸に意識を向けても大丈夫!いつでもどこでもできる手軽さが魅力。
僕も気がつけば呼吸に意識を集中して瞑想状態でいることが多々あります。
マインドフルネスの要素が失敗への恐怖を軽減する

課題の分析や、リフレーミングに必要なことは「現実をありのままみる」ということ。
これの大きな助けになるのがマインドフルネスです。マインドフルネスの重要な要素の一つである「価値判断しない」というものの見方によって現実をありのままみるということができます。
プログラミングを習得するということは、難しいことではありません。ただしカンタンなことでもありません。
プログラミングを習得するということは、
ただ、プログラミングを習得するということ
なのです。
価値判断しない、の見方ができるようになるとこの意味が分かってきます。
どうしても我々は歪んだ認知でものを見がちです。
- これは難しいに違いない
- こんなのはカンタンで誰でもできる
- これは悪いことだ
こういった、決めつけのようなものの見方があなたを現状に閉じ込めてしまうのです。
一方、「価値判断しない」ものの見方には良いも悪いも、カンタンも難しいもありません。
プログラミングを学びたいなら、必要な学習内容を調べて、それを勉強して習得する。
ただそれだけです。
とはいえ、どうしても新しいことには失敗がつきものです。
慣れないことをするのですから、当然ですよね。
生まれた瞬間からスプーンとフォークを巧みに使ってご飯を食べる赤ちゃんがいないのと同じ。誰しも新しいことに取り組むときには初心者なのです。
そんな中で、どのような失敗が起こり得るだろうか?という結果の予測ができていると不安が軽減できます。
(これは既に述べた通り。失敗かも!と思う結果に対処法を考えることができれば失敗も怖くないですよね)
この結果の予測にも、マインドフルネスの原則である「価値判断しない」を適用することで、失敗を失敗でなくしてしまうことができます。
失敗という結果は、価値判断から生まれます。
これは期待していた結果と違うものだ!これではダメだ!こうあるべきじゃない!
という価値判断が失敗をカタチづくっています。
このような考えを手放して、
結果は結果。ただそういう結果が出ただけなのである。
そのようなものの見方を訓練することによって今までのジブンでは考えられないような大きな成果へ近づくことができます。
是非、マインドフルネス瞑想のトレーニングで、脳と、マインドフルなものの見方を鍛えてください。
色々なマインドフルネスエクササイズのご紹介はコチラでしています↓
最後まで読んで頂き、ありがとうございます^_^
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