みなさんは、マインドフルネスが最近ビジネスマンの間で話題になっていることをご存知でしょうか。
ビジネスマンがマインドフルネスを取り入れると、集中力のアップやパフォーマンスの向上、ストレスの軽減効果が得られます。
そんなマインドフルネスですが、近年では企業単位で導入しているケースも増えてきました。
誰もが名前を聞いたことのある大企業でも、積極的にマインドフルネスを取り入れられています。
今回は、企業がマインドフルネスを取り入れるメリットについてご紹介していきます。
「社員のストレスマネジメントがしたい」「もっと仕事のパフォーマンスを向上させたい」という企業研修のご担当者様は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
企業はメンタルヘルス対策が求められる時代

現代の社会が「ストレス社会」とも言われているように、企業で働くビジネスマンはいつもストレスにさらされています。
普段私たちは業務をこなすために考えを巡らし、常に情報の処理をしているので、耐えず「脳疲労」の状態にあるのです。
人間は、このようなストレスだらけ・脳疲労だらけの状況下では、冷静な意思決定がしにくくなっていきます。
社員が疲れきった状態の社内ではピリピリとした空気感が生まれ、部下や同僚との関係が悪くなることだってあるでしょう。
その結果心に負担がかかり、社員の健康を損なってしまう可能性があります。
いくら優秀な社員をたくさん抱えていても、社員のメンタルマネジメントができていなければ、品質のいい仕事をしてもらうことはできません。
マインドフルネスは脳疲労を改善し、社員のストレスやイライラを改善する効果があります。
社員の健康にためにも、会社の生産性を向上させるためにも、企業はマインドフルネスを取り入れるべきなのです。
マインドフルネスとは?

マインドフルネスは、ざっくり言うと「今の瞬間だけに意識を向け、判断を下さない心の状態」のことを指します。
マインドフルネス瞑想のやり方はとっても簡単。
- 呼吸に集中する
- 注意が逸れる
- 逸れた注意を元の対象に戻す
基本的にはこれだけでOK。
ほかにもたくさん方法はあるので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
とにかく今に向き合って集中すれば、誰でも簡単にマインドフルネスができるのです。
そのためほかのメンタルマネジメント方法と比べ導入しやすく、少ない予算でも始められるというメリットがあります。
メンタスヘルスマネジメントにはマインドフルネスが有効

社員のストレス軽減や生産性の向上には、マインドフルネスがとても有効です。
その証拠に有名大手企業もマインドフルネスを導入しており、社員のパフフォーマンスの向上に役立てています。
とはいえ、ただ「企業にとって有用性が高い」と言われても、実際にどんなメリットがもたらされるかはイメージしにくいでしょう。
そんな人に方に向けて、ここからはマインドフルネスを企業で導入するメリットと実際の導入事例をご紹介していきます。
企業内でマインドフルネスを行うことで得られるメリット
マインドフルネスを企業で導入することで得られるメリットは、大きく分けて3つあります。
- 社員の集中力が上がり生産性が向上する
- 社員のストレスが減る
- 社内の人間関係が良くなる
集中力が下がってきたタイミングでマインドフルネス瞑想をすると、集中力を引き戻す効果があります。
さらに、マインドフルネス瞑想は自己制御をつかさどる脳の働きを活発にし、スピーデーかつ正確な意思決定ができるようになります。
つまり、マインドフルネスを導入すれば社員が仕事に集中できるようになり、今まで以上に質の良い仕事をしてくれるようになるのです。
また、マインドフルネス瞑想は自律神経を整える効果があり、不安やストレスを軽減する効果があります。
実際にうつ病などの精神疾患の治療にもマインドフルネスは活用されており、メンタルヘルスへの有用性は医師にも認められている確かなものです。
さらにマインドフルネス瞑想を継続して行えば、精神的に安定して物事をありのままに受け入れられるようになっていきます。
人に共感する能力も上がるため、部下や同僚の立場に立って行動できるようになっていくでしょう。
その結果、怒りや悲しみに振り回されず、思いやりのある言動を取れるようになり、社内の人間関係が改善していくでしょう。
このように、企業がマインドフルネスを導入すれば、仕事面でも社員のメンタルヘルス面でもメリットがたくさんあるのです。
日本でマインドフルネスを導入している企業
まだまだ日本の企業には浸透していないマインドフルネス。
しかし、大企業や世界の企業は一足先にマインドフルネスの有用性に気付き、業務の一環として導入することで大きな業績を生み出しています。
どんな企業がどんなマインドフルネスを行っているのか、少しだけのぞいてみましょう。
だれもがご存知のGoogleでは、自主参加という形を取り、1日30分のマインドフルネス瞑想を実践することを推奨しています。
社内でも気軽に瞑想ができるように専用の部屋まで用意されているんだとか。
参加社員の多くがパフォーマンスの向上を実感し、労働時間の削減とキャリアアップ両方を叶えた社員もいらっしゃいます。
Apple
Appleの創設者であるスティーブ・ジョブズがマインドフルネスを取り入れていることは、有名なのでご存知の方もいるはず。
彼は、大切なプレゼンの前には必ずマインドフルネス瞑想を行い、集中力を高めていたそうです。
Appleでは業務時間のうち30分を瞑想に当てることを許可し、専用の部屋を用意していつでも瞑想できる環境が整えられています。
マインドフルネス瞑想で生産性だけでなく創造性がアップしたからこそ、みんなに愛される独自性の高い製品が生まれているのかもしれませんね。
Yahoo!
Yahoo!では自分を客観視する「メタ認知」を重要視し、社内の芝生スペースで瞑想を行っています。
メタ認知についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。興味がある方はご覧くださいね。
自分の環境や精神状態を客観視する能力が高まり、問題解決能力の向上やストレスの軽減効果が得られているようです。
ほかにも多くの企業がマインドフルネスを導入中!
ほかにも、
- メルカリ
- Sansan
- ゴールドマンサックス
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
など、多くの有名・世界的企業がマインドフルネスを導入しています。
実際に効果を実感できるからこそこれだけ多くの企業が取り入れ、今でもずっと活用されてきているわけです。
「うちは小さい企業だから…」「社員がそんなに多くないから…」と、マインドフルネスの導入を足踏みするのはもったいないこと。
小さい会社や社員が少ない会社だからこそ、一人ひとりのフォーマンスを向上させて効率的に業務にあたる必要があるのです。
大企業の方も中小企業の方も、ぜひマインドフルネスの導入を検討してみてくださいね。
職場でできる簡単なマインドフルネスの実践方法
マインドフルネスの方法はいくつかありますが、基本的にはこの記事の前半でご紹介した方法で問題ありません。
- 呼吸に集中する
- 注意が逸れる
- 逸れた注意を元の対象に戻す
仕事で疲れを感じたとき、キャパオーバーを感じでパニックになってしまったときなど、リフレッシュしたいときにこの瞑想方法を試してみましょう。
マインドフルネスを行う時間はとくに重要ではなく、短時間でも毎日繰り返し行うことが大切です。
毎日行う朝礼の時間に5分みんなで瞑想する、昼休みのあとにマインドフルネスの時間を設けるなど、導入方法はさまざまです。
社員みんながマインドフルネスを習慣にできるように工夫することが重要になります。
マインドフルネスを導入するための方法2選

いくつかマインドフルネスの導入方法をご紹介しました。ざっくりとした説明なので、よくわからなかったという方もいらっしゃるでしょう。
もちろん自己流でもマインドフルネスは可能ですが、「よくわからなかった」「導入前にアドバイスが欲しい」という方は専門家から指導を受けることをおすすめします。
専門家からアドバイスを受けるには、以下の2つの方法があります。
方法1 企業に頼む
まずは、マインドフルネスの研修や講習会を行っている企業に依頼する方法があります。
大企業への指導実績がある企業も多く、ヨガやストレッチを取り入れた多角的なアプローチでマインドフルネスを行うことができます。
ただし1回あたりの価格が高く、事業規模がそこまで大きくない企業が依頼することはあまり現実的ではありません。
方法2 個人に頼む
マインドフルネスの研修や講習会は、個人に依頼することも可能です。
個人でマインドフルネスの指導を行っている人に頼めば企業に頼むよりも価格が安くなります。
依頼する人をしっかりと選べば、場合によっては企業に依頼するときと同じような内容の指導を受けられることもあるでしょう。
ただし、個人への指導実績はあっても企業への指導実績がない人もいます。個人に依頼する場合は、実績があるかどうかをしっかりと確認しておきましょうね。
マインドフルネスの指導は個人に依頼するのがおすすめ!

生産性の向上やストレスの軽減、人間関係の改善など、企業がマインドフルネスを導入すると多くのメリットがあります。
マインドフルネスは、特別な準備をしたり環境を設けたりしなくても、いつでもとこでもできる瞑想方法。ぜひあなたの会社でも、毎日の習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。
マインドフルネスの指導や講習を受けたいときは、企業に依頼する方法と個人に依頼する方法があります。
受けられる指導内容は同じでも、個人に依頼した方が安く済むというメリットがあります。
マインドフルネスの導入をお考えの場合は、まず個人で活動している人にご相談してみてくださいね。
私Kevinも、企業向のマインドフルネス導入のお手伝いをしています。
ご相談だけでも構いませんので、わからないことや気になることがある場合はお気軽にご連絡くださいね。
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