やる気がないときに行動力を発揮するマインドセット

どうしてもやる気が出なくて…
やらなきゃいけないのはわかるけど、なにからやっていいのかよく分からないし…
そんなことありますよね。
実際、この文章を書いているまさに今、僕がそんな感じです笑
しかし、「やる気」がなくても行動はできるのです。やる気がないときでもパフォーマンスを発揮して結果を出す思考法をご紹介します。
この手法で、どんなにやる気がないときでも、気分が落ち込んでいても、実践力を発揮して成果を出すことができます。
僕はこれまで、心理学、脳科学とマインドフルネスを学びました。
マインドフルネスをベースにした心理療法で自力で自分を治療し引きこもりから脱出。
現在では個人むけや集団向けにセッションや研修を提供しています。
2500年以上前から提唱されている思考法ですので効果はお墨付きです
やる気とはなんなのか?

まず、やる気というものはそもそも存在しないものです。
それはあなたの頭の中にしかありません笑
つまり、やる気とは人間の脳が作り出した【行動しないための言い訳】にすぎないのです。
マインドフルネス瞑想では自分の中に湧き出てきた思考もそのまま認めるのですが笑
しかし、その「やる気ない」という思考を放っておいて、それに従ってしまえばあなたはただなにもせずぼーっとして時間が過ぎていくばかり。
仕事は進まず、余計に自己嫌悪の材料を作ることになってしまいますよ。「あー、なんでこの仕事もっと早く片付けなかったんだろう」って。
実はコレ、人間というものは【思考が自分の行動を制御している】というふうに信じ込んでいるから起きてしまう現象なのです。
つまり、
「やる気がない」と「行動できない」がイコールのものとして認識されてしまうのです。
しかしながら、コレは大きな間違いなのです。
思考は行動の原因ではない

これがとっても大事。実は思考は我々の行動を制御するものでも、我々の行動を引き起こす原因でもなんでもないのです。
なぜなら、実は私たち人間の思考は私たちの意志に関係なく勝手に生成される、反射的なものだからです。
たとえば怒るということを例にとってみても、「よし!今から怒るぞ!」と意気込んでから怒る人はいないですよねw
なぜかというと、怒るときの感情、そしてそのときの脳内の思考は反射的に生産されるので、私たちの意志と無関係のところで生まれているのからです。
思考は行動の原因ではないことを確認するエクササイズもありますので、ためしに、
「私は頭を掻けない!」
と、強烈に信じ込んでください。
「私は頭を掻けない!」と頭の中で何度も唱えても良いでしょう。
10回くらい唱えたら、
さぁ、右手を頭に持って行って、
爪を立てて、カリカリと頭を掻いてみましょう。
できますよね。
ふざけてるのか?と怒られそうですが、コレがまさに、私たちの思考が私たちの行動の原因ではないということの証明なのです。
そう、人間はどんな思考を持っていても手足を動かすことはできるので、手足を動かすことができれば、何かしらの行動を取れる、ということなのです。
行動をするときに必要なのは決断だけ

つまり、「やる気がないから動けない」は言い訳でしかないのです。
「やる気がないから動けない」これは言い訳にしか過ぎない思考なので。
(※ただし、ここで問題にしているのは、健康な方のケースです。うつ病などの場合はこれに当てはまらないケースもあります)
雨だからやる気でないな〜。雨が上がったらやる気でるのにな〜。
なんてのも完全な言い訳ですね。
と、自分に言い聞かせながらここまで書いてみました笑
かく言う僕自身も、しょっちゅう
- やる気ないな~
- サボりたいな~
- 明日やればいいか
という思考に飲み込まれ、行動力を失ってしまうことがあります。
人間が行動をするというのは、手を動かして作業するとか、出かけていって目的地に行くとか、そういうことですよね。
つまり、我々がやるべきことはとにかく手足を動かす!ということなのです。
今これを読んでいるあなたも、やる気はないかも知れませんが、手を動かしてPCなりスマホを操作してこの記事を読んでいるはずです。
やる気がなくてもカラダは動かせる!ということです。
そのために必要なのは、
実際に動くという動作だけです。
つまり、
「やる気がないなら、やればいいじゃない。」
ということです。
いかがでしたでしょうか。
割と簡単なことですが、ふとした時に忘れているものです。
そう、世の中にはやるかやらないか、それしかないのです。
マスターヨーダもこう仰っておられます。
“Do or do not, there is no try”
やる気がないかも…というときには、このヨーダ先生の名言を思い出して、仕事や勉強や、スポーツの練習など、自分が取り組みたいものをりやりましょう!!
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