トラウマやコンプレックスも克服できる必殺技

過去の経験や記憶から、トラウマやコンプレックスを持っていて、塞ぎ込んでしまう…
なんて経験のある方もいるかと思います。
僕もその部類でした。
親から受けた影響により、他人とうまく付き合えない、言いたいことが言えない、自分に自信がなく、なにをやっても上手くいってないように感じてしまう…
原因は様々だとは思いますが、そのようにトラウマや、コンプレックスのようなもの、人なら少なからずありますよね。
そんなトラウマやコンプレックスを克服し、解消したいと思っているアナタにオススメなのが、今回の方法。
実は2500年間以上前から提唱されている、この手法を用いてトラウマやコンプレックスを乗り越えてしまいましょう。
トラウマまでいかなくとも、【なんとなく自分は弱いのではないかと感じる】場合や
【心理的なブロックがあり、行動を起こせないでいる】という方にも活用していただけるテクニックです。
コンプレックスや心配事から自由になってしまいましょう!
コンプレックスやトラウマは事実ではない

まず、結論からズバリ言ってしまうのですが、我々が抱えているトラウマやコンプレックスというものは現実ではありません。
ただの脳内の情報にすぎません。
こんなこと言うと、
「え、ちょっと待ってよ。なに言ってるのコイツ」
「オレが現実をみてないって言ってるのかぁ!」
みたいな批判が殺到しそうですが笑
その通りです笑
人間は基本的に現実をみることができません。
バイアス、価値判断、様々な余計な情報をくっつけて事実を歪曲させて解釈しているのが人間です。
つまり全てのトラウマやコンプレックスは事実ではないのです。
「ちょっと待って、私はこんなに苦しんでいるのよ!?コレがホントのことじゃないって言うの!?」
みたいに思っている方、その通りです。それは本当のことではなく、捻じ曲げて解釈された、ただの【あなたの思考】にすぎません。
人間は現実を編集して記憶として脳に蓄積させます。そう、すでに編集されている時点で事実とは別のものなのです。
人間が現象を処理するとき、脳のブローカ野とウェルニッケ野という部分が活性化します。これらの部位は言語のインプットとアウトプットを司っている部位です。
つまり人間は刺激に対して言語を認識することで理解しているのです。
思考は現実ではない

例えば、冷たい水を飲むところを想像してみてください。
暑い夏の日、氷の入ったグラスに注がれた冷たい水を飲んだ時の感覚・・・
乾いた喉を、冷たく冷やされた水が流れていくあの感じ・・・
思い出してみてください。
人によっては、喉に冷たい感覚を、ありありと感じた方もいるかもしれません。
しかし、今上の文章を読んで冷たい水のさわやかさ、冷たさを感じたとしても、それが事実ではないことは明白です。
ではなぜ、事実ではないものをこのように感じることができるのでしょうか?
これは人間だけが持っている脳の特性なのです。
人間は、言葉からイメージを膨らませて、それをまるで現実に起きていることのように体験する機能を、脳に備えました。
この機能があるから、人間は小説や物語を聞いて感動したりわくわくしたりして楽しむことができるのです。
ただ、この機能は場合によっては私たちの害ともなります。つまり、ネガティブな感情や思考も、事実であるかのように体験してしまうことができる、ということです。
例えば、自分は能力がない人間なんだ、と信じている人の場合は、どんなに優れた知能を持ち能力を発揮していたとしても、「自分は能力がない人間なんだ」という思考を現実であるかのように体験してしまいます。
思考や感情は現実ではないのにも関わらず、です。
むしろそのネガティブな感情、トラウマ、コンプレックスが事実であったらなら大変です。
事実とは既に起きてしまったことであり、変えられないのですから。
しかし、もっと言えば私たちはそれが事実ではないが故に、トラウマやコンプレックスなど、過去の自分を乗り越えることができるのです。
自分も親からの影響で、コンプレックストラウマまみれの人生を送っていました。
常に自分は能力がない人間で、自分は意見を発信してはいけない人間なんだ、とずっと思っていました。それが完全に事実であると信じてまったく疑うことができなかったのです。
しかし、【マインドフルネス】という考えに出会い、抱えていた不安から自由になることができました。
【マインドフルネス認知療法】を独習し、自力で自らを治療したのです。
そして人生における幸福感と行動力を上げることができました。
今では毎日を新鮮な気持ちで、イキイキと生活できています。
過去に悩まされ続けていた大抵の不安からも解放されました。
あなたはトラウマに自分を操られています

コンプレックスやトラウマは只の思考です。
そのような思考に自分の身体を乗っ取られている状態だと、
・自分を責める/攻撃する・他人を責める/攻撃する・怒る・悲しむ・落ち込む・責任転嫁する・何もしないでいる
などなどとにかくイキイキとした楽しい人生とは程遠いところに行ってしまいます。
そんな自分をまず確認して思考から【距離を取り】ましょう。
そのために、非常に簡単に出来るアクションが、【マインドフルネス瞑想】です。
瞑想というのは、側から見ると「何もしてない」ようですが、立派な、そして素晴らしいアクティビティです。
◆マインドフルネス瞑想のやり方◆
呼吸瞑想のやり方は、まずリラックスした状態になります。イスに座っても、あぐらをかいても、立っていてもokだと思います。そして…
呼吸に集中する➡︎注意が逸れる➡︎注意を呼吸に戻す➡︎注意が逸れる➡︎注意を呼吸に戻す➡︎注意が逸れる(無限ループ)
このループを時間になるまで繰り返します。初心者の方は2〜3分でokでしょう。「少し短く感じるな」という長さから始めてみるのがコツです。
そして、瞑想している間は様々な思考があなたのアタマの中に湧いてくるのを発見するでしょう。この湧いてきた思考に対しては特に「良いか悪いか」の判断をせず、「あ、こんな考えがあるんだ」とだけ認めて、呼吸に意識を戻してください。
自動的に浮かんでくる考えを止めようとしたり、無理に消そうとしたり、抑えつけようとするのは、絶対にNGです。
ただ出てきて、去っていくに任せます。
こんな風に瞑想をしていると、まるで自分の考えを外から眺めて観察しているような感覚になって来ると思います。
そのような立場で自分の考えを見ることを、「メタ認知」と呼びます。最近では心理療法だけでなく学生やビジネスマンにも必要なスキルとまで言われている、人生の質を大きく向上させるスキルです。
このメタ認知とはつまり、「自分の思考の外に出る」ことだと考えてみてください。
自分自身が怒りや悲しみといったネガティブな思考と一体化してしまうと、自分を客観視することは難しいです。
その結果、ネガティブな思考に人生のコントロールを奪われて自分の人生の価値をどんどん落としていってしまいます。
そもそもネガティブな状態なのに、その上にさらに
・自分を責める/攻撃する・他人を責める/攻撃する・怒る・悲しむ・落ち込む・責任転嫁する・何もしないでいる
こういった反応を付け加えることで自分をダメにしてしまうわけです。
「メタ認知」で自分を客観視できれば、自分は自分の思考から抜け出し(これを脱フュージョンといいます)自分の思考に対して
「あ、コイツ、こんな考えしてるんだ。へぇ~」
と、何てことないものとして見ることができます。
これができるかできないかで自分自信に対する影響が大きく変わってくるのです。
客観視して思考と距離を取ろう
みなさんも、トラウマまで行かなくても、嫌な記憶や、嫌な感情、イライラすることや落ち込むことがあるかと思います。
そんな時、【マインドフルネス瞑想】でメタ認知能力を鍛え、自分を客観視できるようにしてみてください。
このメタ認知の思考法、立場をとることで、ストレスフルでネガティブな思考や感情から離れ、自分の人生で達成したい有意義な活動に力を注ぎましょう!
ほかのお薦め記事もリンクを貼っておきますので、良かったらご覧になってください。
ビギナー向け瞑想のやり方
https://mindful-kevin.com/beginmindfulnessmeditation/
マインドフルネスのやり方とは?
https://mindful-kevin.com/howtomeditate/
マインドフルネスってなに?
https://mindful-kevin.com/mindfulnessbasics/
最後まで読んで頂き、ありがとうございます^_^
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