皆様、テレワークうつというコトバを聞いたことがあるでしょうか?
相変わらず、世間で猛威をふるうコロナウイルスの影響で、自宅で遠隔勤務という方も少しずつ増えてきたことでしょう。
しかし思わぬところでその弊害が現れてきているようです。
今回は、その一種であるテレワークうつに関して、その原因と心理学的に考えた対策をご紹介します。
僕はマインドフルネスを学び続け毎日瞑想を3年以上続けています。個人講座で育児中の女性の育児ストレス軽減やプロスポーツ選手のパフォーマンス向上、カップル関係の改善などの実績もあります。また、マインドフルネスアプリ【Relook】にコンテンツ提供もしているのである程度の信頼性はあるかと思います。
テレワークでのストレスの原因

まず、テレワークを行う上で、どのようなことがストレスになっているのでしょうか。
仕事の環境が整っていない
やはりオフィスと違い、家は仕事の環境ではないことが挙げられるでしょう。
会社は仕事に関係のあるものしかなく、当然ながら仕事に集中するしかありません。
しかし、家で仕事となるとマンガやゲーム、趣味のアイテムなど、集中力を妨げるものがあって集中できない!しかし仕事中は集中しなければいけない・・・このような葛藤が心に負荷をかけてしまい、ストレスを感じてしまいます。また、お子様のいる家庭では子供の学校が休みで家にいることも、仕事の集中を妨げる要因になっているようです。
人間の集中状態を妨げる要因は大きく分けて、外部からの刺激と内部からの刺激があります。外部からの刺激は、周りの人や物音、光など文字通り自分の外部、つまり環境的な要因。内部からの刺激とは、自分の中に湧き上がってくる思考によって集中力を持っていかれてしまうパターンです。
家にいると、環境に起因する外部からの刺激と、それを気にすることによって内部からの刺激も出てきてしまい、ダブルパンチで集中がかき乱されるのです。
コミュニケーションが取れない
テレワーク2日目にして既ににさみしさを感じている・・・
これは、僕の知人が実際に漏らしていた言葉です。確かに、人間は社会的な動物。他人との適度なコミュニケーションがメンタルの安定にも寄与していることは間違いありません。
しかしテレワークとなると、基本的に自分一人か、いるのは家族のみ。仕事のことや、その他の雑談は家族とかわす会話とはまた質が違うもの。そういったコミュニケーション不足が漠然とした寂しさを生み出し、ストレスを感じる人もいます。
これに関しては、zoomやLINE電話でのコミュニケーションなど、すぐに解決できるので適度に同僚や友人とコミュニケーションを取ってストレスを発散しましょう。
上司の姿が見えないが故の苦しみ
会社に出勤して仕事をする時には必ず上司や同僚の目があるものです。しかし、在宅のテレワークとなると、良くも悪くも人の目がありません。そうなると、
Aさん:普段なら、上司の監視のもと仕事をバリバリこなして、アピールしている人も、上司の目がないと自分の仕事アピールができない・・・
Bさん:テレワークで頑張っていても、上司から、「コイツ、サボってないだろうな」と思われてそうで不安・・・
と、人それぞれ不安が出てくることでしょう。僕は内向的で基本的にネガティブなので、後者のような心配を抱くだろうなあと、想像しております。
テレワークのストレスへの対策

このようなテレワークに伴って生じる不安、ストレスにどのように対処すれば良いのか?マインドフルネスや心理学的な回答を以下にご紹介いたします。
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